富士山河口湖音楽祭2017 木之下晃関連プログラム

富士山河口湖音楽祭2017が始まりました。
今年も、河口湖ステラシアターと河口湖円形ホールを中心に
富士山中や河口湖畔など、富士の麓、河口湖町が音楽に包まれます。

木之下晃は、創設時から、撮影はもちろんのこと、
フォトトークイベントを開くなど、音楽祭に深く携わっておりました。

そんなご縁から、今年は関連イベントとして、
写真展が開かれております。
なんと、会場は、電車の中!!
『富士急行線電車ミュージアム~木之下晃写真展 — 電車で音楽を観る』
と題しまして、
大月と河口湖を結ぶ富士登山電車の車内に写真が展示されています。

プログラム2

富士登山電車は、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」のデザイン等で
知られる水戸岡鋭治が手掛けた“日本一ゆたかな登山電車”。
赤富士と青富士の2両編成で、1両ごとにデザインが違うなど、
こだわり抜かれた、それはそれは美しい電車です。

登山電車月江寺~富士山

赤富士では世界のオペラハウスを、青富士ではオペラの名場面を、
そして、窓の脇にある額では世界の音楽家の写真を、ご覧頂きます。

こちらは赤富士♪

赤富士全景

通常の電車では広告が貼ってあることが多い網棚上に、
絢爛たるオペラハウスの写真があるの、わかりますか?

赤富士吊革2

吊革と写真の共演です♪

座席から見ると、こんな感じになります。
窓の脇に展示されたマエストロと富士山の共演も楽しみです♪

赤富士客席

こちらは青富士♪

青富士全景

オペラの名場面を展示しました。
写真の奥に小さく写っている男性二人は、
この展示のアートワーク等を担当してくださった
河口湖美術館館長の渡辺吉高さんと、
富士急行鉄道担当の勝俣儀一さん。
短い準備期間で、雰囲気のある素敵な展示に仕上げてくださいました。

青富士吊革

こちらも写真と吊革の共演♪

青富士写真アップ

網棚の上からも、撮影してみました♪

河口湖⇔大月は約1時間。できれば、赤富士、青富士と移動して、
写真をご覧頂けたら、とても嬉しく思います。

もう1つ。
普段は富士山の絵画などが置かれている棚を、
この音楽祭を立ち上げから監修し、発展に寄与してきた、
指揮者佐渡裕さんのスペシャルコーナーに致しました♪
写真だと少し見にくいのですが、
佐渡裕さんのデビュー前から近影、さらに、
富士山河口湖音楽祭での様子を展示してあります。

佐渡さんコーナー

『富士急行線電車ミュージアム~木之下晃写真展 — 電車で音楽を観る』
こちらは、音楽祭が終わった後も、9月10日(日)まで続きます。
富士登山電車の運行等については、富士急行のホームページ
http://www.fujikyu-railway.jp/train/fujitozandensha.php
↑こちらでご確認ください。

電車に乗り合わせた人が、音楽を聴きたくなり、
音楽祭に来た人が電車に乗りたくなる…
そんな写真展になりました。
この夏、富士山方面にお出掛けになる方、
ぜひ、富士登山電車にもご乗車ください♪
http://ongakusai.stellartheater.jp/2017/kinoshita-train/


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8月19日(土)17:00からは
河口湖円形ホールにおきまして
木之下晃の写真とピアニスト福士恭子さんのピアノで
お楽しみいただく、毎回好評のプログラム
『写真で辿るPhoto Piano Series「音の旅〜フォト・ピアノトーク」』
が行われます。

プログラム1

今回は、ウィーンとブタベストの写真をご覧頂きながら、
モーツァルト、シューベルト、リスト等の足跡を辿ります。
ブタベストにあるリスト音楽院を出られた福士恭子さんの、
美しいピアノの調べと、知識溢れるお話と共に、
プログラムを進めて参ります。
晴れた日には、お庭から富士山が臨める河口湖円形ホール。
素敵な空間で、音楽と写真をご堪能いただけますように。

時間: 4:30PM 開場 / 5:00PM 開演
会場: 河口湖円形ホール 0555-76-8822
出演: 福士恭子(ピアノ)、 木之下貴子(お話)
料金: 一般 2500円 高校生以下 1000円
http://ongakusai.stellartheater.jp/2017/1819-kinoshita/

演奏予定曲目:
シューベルト:即興曲 D899 第3番
シューベルト: 楽興の時 D780 第3番
シューベルト=リスト:アヴェ マリア
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 K.475
コダーイ:7つの小品 op.11 より セーケイ族の嘆き、トランクィロ、セーケイ族の民謡
バルトーク: 組曲 op.14
リスト:ハンガリー狂詩曲 12 番



木之下晃アーカイヴス



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バーンスタイン生誕100年 『ウエスト・サイド・ストーリー』

来年2018年は、レナード・バーンスタイン生誕100年の記念年。

Leonard Bernstein-58(C)Akira KINOSHITA

今年から来年にかけては、指揮者として作曲家として、
20世紀後半の音楽界を牽引した彼の功績を讃える公演が、
世界各国で催されています。

そんな中、渋谷の東急シアターオーブでは、
劇場開館5周年記念公演として、

ブロードウェイ・ミュージカル
レナード・バーンスタイン生誕100年記念ワールドツアー
「ウエスト・サイド・ストーリー」絶賛上演中!


ウエスト・サイド・ストーリーは、ミュージカルとしても映画としても
大変有名なプログラムですが、
『Tonight』や『America』『Mambo』など、よく耳にする名曲の数々を作曲したのが、
レナード・バーンスタインであることは、
日本では、あまり、知られていないかもしれません。
生誕100年を迎える今こそ、バーンスタインを改めて紹介したいと、
主催者の方からお話しがあり、
東急シアター・オーブのロビーには、
木之下晃が撮影したバーンスタインの写真が5点、飾られています。

wws-1.jpg wws-2.jpg

木之下はバーンスタインを数多く撮影しており、
5枚を選ぶのはなかなか難しいものがありましたが、
巨匠らしさが伝わるものを選んだつもりです。
観劇の際には、ぜひ、バーンスタインの姿を、改めて、
ご覧になってみてくださいね♪


東急シアターオーブでの「ウエスト・サイド・ストーリー」は
7月30日(日)まで。

http://theatre-orb.com/lineup/17_wss/top.html

wws.jpg


ミュージカル専用劇場は、音の響きも、ステージと客席の距離感も素晴らしく、
最高の環境で、今回のプロダクションを楽しむことができますよ!!


木之下晃アーカイヴス








『エレガンテ』 vol.3--カルロス・クライバー

河合楽器が、グランドピアノ”Shigeru Kawai”のオーナーに向けて発行している
オーナーズマガジン『エレガンテ』

年2回発行されている『エレガンテ』の第3号が届きました。

エレガンテ3


巻頭のグラビア+エッセイ
『ファインダー越しの音楽家たち』という連載は
木之下晃の写真と遺稿で綴られています。

創刊号ではホロヴィッツ、第2号ではマリア・カラスを掲載。
そして今回は、カルロス・クライバーを選びました。

今回、誌面を飾ったのは、この代表作。
指揮台の上の晴れやかな表情から、どんな音が生みだされていたのか…
多くの方が「クライバーらしい」と言ってくださる1枚です。

Carlos Kleiber-1(C)Akira KINOSHITA
【Carlos Kleiber Ⓒ Akira KINOSHITA May 11,1986 】

遺稿には

「演奏はオーケストラが全力疾走するかのような速いテンポで、たっぷりと歌い上げる巨匠の器量は気宇壮大であった。彼の指揮ぶりは、あたかもホームラン・バッターがバットを振る如くに、渾身の力を込めて、大きく手を回す。その“スイング”は音楽のツボをジャスト・ミートして、音が宙に飛んで行くかのようにダイナミックだった。その鋭さをカメラのシャッター・スピードが止め切れず、かなりのショットがブレているが、それがまた彼の味にもなった。」と、あります。


誌面ではご紹介していない、その全力疾走を捉えた、
貴重なクライバーの写真のいくつかを
この機会にこの場でご覧になってみてください!!

Carlos Kleiber-60(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-35(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-69(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-38(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-16(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-82(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-26(C)Akira KINOSHITA

Carlos Kleiber-50(C)Akira KINOSHITA

確かに、ブレているショットが…!!
それでも、このブレこそが、クライバーであると、
多くのマエストロファンが、納得してくださいます。

それはそれは多くの人を魅了した巨匠の音が、写真から伝わりますか?

『エレガンテ』は”Shigeru Kawai"のオーナーズマガジン。
Shigeru Kawaiを所持している人だけが読める、
とてもスペシャルな冊子です。
気品があって、見応え、読み応えのあるものなので、
もっと多くの方に見てもらいたいような気もしてしまいますが、
このイクスクルーシブなところが、いいのかもしれませんね♪


木之下晃アーカイヴス












寿齢讃歌―人生のマエストロ―写真展 12

寿齢讃歌―人生のマエストロ―写真展12

締め切り迫る!!

chino2017.jpg


写真家木之下晃がライフワークとして取り組んでいた『寿齢讃歌』は、
写真を通して、人生の達人であるお年寄りたちを称え、
またそこに写り込む地域文化を世界に届け、
未来へ伝えていくことを目指しているプロジェクト。

長野県茅野市で始まったこの寿齢讃歌、今年は12回目を迎えます。
現在、応募作品を募集中で、その締め切りが迫っています!!

写真の受付は
2017年5月1日(月)~5月31日(水)まで
参加費は[一般/1人]3,000円 [高校生以下/1人]2,000円。

あなたが写した、身近なお年寄りの写真を、ぜひご応募ください。
応募頂いた写真は、人物・ドキュメンタリー写真の第一人者
英伸三氏の好評を受けることができます。
そして、2017年9月22日(金)~10月9日(月・祝)まで
茅野市美術館に作品として展示され、作品集にも収録されます。

P9112151.jpg
<寿齢讃歌2015 展示風景。 美術館に沢山の笑顔が溢れます。>


せっかくのお写真。データのままにせず、作品にすることで、
撮影者にとっても、被写体にとっても、またとない記録になることでしょう。

詳しくは、茅野市美術館まで。
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2017/0501.html#Offer


(昨年度は、2017年3月に写真展が行われましたが、
今年度からは、また、敬老の日を挟んだ日程に展示されることになりました。
前回の募集から、あまり間が開かないでの募集となっております。
毎年ご参加くださる皆さま、どうぞご注意ください)


木之下晃アーカイヴス











豊田市中央図書館『木之下文庫』

豊田市中央図書館が木之下晃の著作物を
「木之下文庫」として永年保管してくださることになりました!

toyota city library

豊田市中央図書館は豊田参合館という文化施設の中にあります。
立派なコンサートホールや能楽堂も入るビルで、
開館の折には、木之下が施設の撮影を担当させていただきました。

toyota city concert hall

↑こちらは、コンサートホールのバンフレットの表紙。
ホールが素晴らしいパイプオルガンを導入した時、撮影に伺いました。
音のみならず、見た目も美しいオルガンですね。

撮影のご縁もあり、豊田市中央図書館は、
以前より木之下晃の写真集等、関連図書を、多数収蔵してくださっていましたが、
この春、豊田市中央図書館から、木之下晃の写真集などを
「木之下文庫」として永年保管をしていきます、との
嬉しいお知らせをいただきました。

フリーの写真家となる前に「私家版」として出版した
『Folk Song‘ 69』
『音楽家~音と人との対話』
この2冊を収蔵してくださっているのは、おそらく、日本でココだけです!

更に、この度、一般には流通していない追悼冊子
『音楽写真家 木之下晃—たいせつな出会い』も加えていただきました。

IMG00595.jpg

現在図書館では、数冊を補充中で、
間もなく、全著作物約40冊が「木之下文庫」として、揃う運びとなりました。

木之下とゆかりの深い愛知県。
そこに、日本で唯一、木之下晃関連図書を全て収蔵してくださっている
図書館があるというのは、当方にとっても、大変嬉しいことです。
「木之下文庫」を作ろうと動いてくださった皆さまに、心から感謝いたします。

追悼冊子『音楽写真家 木之下晃—たいせつな出会い』が収蔵されている図書館も、
国会図書館を除くと、豊田市中央図書館のみとなります。
写真家木之下晃が、どのように世界の音楽シーンを撮影するようになったのかが
写真と共に丁寧に綴られた1冊となっております。
クラシック音楽がお好きな方、写真家を目指している方などに、
ぜひ、手にして頂きたい本でもあります。
「開架」して閲覧できるようになっていますので、
お近くの方には、ぜひ、お手に取ってみてください!

木之下晃アーカイヴス








プロフィール

木之下晃

Author:木之下晃
音楽写真家木之下晃のブログです。
展覧会や出版のお知らせ、
撮影エピソードなどを紹介していきます。

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