ピアニスト、小山実稚恵さん
日本を代表するピアニスト、小山実稚恵さん。
彼女が取り組んでいる12年間、24回リサイタルシリーズをご存じでしょうか?
2006年に始まったこのシリーズは、
Bunkamura オーチャードホールを舞台に
このあと2017年まで24回に渡って『小山実稚恵の世界』を表現していくという
壮大なリサイタルシリーズです。
プログラムのテーマは毎回彼女自身が設定。
作曲家の記念の年を絡めたり、
それぞれのプログラムに色をイメージしたり、
12年全体でも流れが出るようにこだわっておられるとのこと。
11月29日には、その18回目となるコンサートが行われました。
今回のテーマは“粋な短編小説のように”。
色彩イメージはオレンジ。
オレンジ色のドレスと、ステージのフラワーアレンジが
聴衆を「小山実稚恵の世界」へ誘います。
最後のアンコールナンバー「愛の夢第3番」が終わると、
満員の聴衆からは大きな拍手とブラボーが飛び交いました。
ところで、木之下は、そんな小山さんのデビュー前に知己を得て、
折り合うごとにカメラを向けて参りました。
そんな中、先日、木之下が講演へ向かおうと特急あずさに乗車すると、
なんと同じ車両に小山さんが!!
お互い、偶然に驚きながら、道中を共にすることができました。
木之下も偶然の出会いに喜んでいると、
小山さんはこの時の出会いをエッセイにして
「新潟日報」に書いてくださっていました!
まさに「ご縁で形作られる人生」
小山さん、素敵なエッセイをありがとうございます。
終盤に差し掛かった小山実稚恵さんの12年間24回シリーズリサイタル。
19回目となる次回は2015年6月27日(土)
Bunkamuraオーチャードホールで行われます。
次回のテーマは“想い出のアルバム”。色彩イメージはくすんだ水色。
次なる「小山実稚恵の世界」はどんな世界でしょうか。
このシリーズは、地方からの熱い要望もあり「音の旅」シリーズとして
地方での公演も行われているとのこと。
「小山実稚恵の世界」はますます広がっているご様子です。
ゴールまで、私達を楽しませてください♪
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/koyama_recitals/program.html
木之下晃アーカイヴス
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木之下晃ヴィンテージプリント展 『世界の音楽家』
学校法人上野学園の石橋メモリアルホール・ホワイエにおいて
『世界の音楽家』木之下晃ヴィンテージ・プリント展が開かれています。
上野学園の創立110周年記念事業のひとつとして開かれているもので、
学園がコレクションしてくれいる木之下のヴィンテージ・プリントの中から
10点を厳選して展示中です。
<石橋メモリアルホール・ホワイエ>
音楽教育に定評のある上野学園ですが、
石橋裕学園長は今から40年も前に
音楽写真家木之下晃を見いだして下さった方のお一人です。
学園が70周年を迎えた折には、記念誌の写真撮影を依頼してくださりました。
これはフリーになった木之下の、初のまとまった仕事だったとのこと。
さらに、1976年に銀座和光ホールで写真展『世界の音楽家』を開いた時は、
会場に足をお運びくださった石橋先生が、
展示した全作品をコレクションしてくださり、
木之下の写真家としての歩みを後押ししてくださいました。
今回展示してくださっているのは、まさにこの時のヴィンテージ・プリントなのです。
教育者として若者を育てるだけでなく、音楽文化に深い理解がある
石橋先生初め上野学園の皆さまのお蔭で、
木之下のプリントが保存されていることに、深く感謝いたします。
そして、今回のように、多くの方に見てもらえる機会を作ってくださり、
ありがとうございます。
<手前のモニターでは、上野学園収蔵の木之下の全作品をご覧いただけます>
------------------------------------------------------
上野学園創立110周年記念
「世界の音楽家」 木之下 晃 ヴィンテージ・プリント展は
2014年11月9日(日)~23日(日)
上野学園 石橋メモリアルホール ホワイエにて開催中です。
この期間、ホールでの催事開催時間のみ、ご観覧いただけます。
(催事への入場チケットが必要です)
------------------------------------------------------
上野学園は木之下のプリントを171点、収蔵してくださっています。
石橋メモリアルホール2階には、木之下が旧石橋メモリアルホールで撮影をした
音楽家のヴィンテージ・プリントが常設で展示されています。
機会がありましたら、こちらも是非ご覧になってください。
木之下晃アーカイヴス
『世界の音楽家』木之下晃ヴィンテージ・プリント展が開かれています。
上野学園の創立110周年記念事業のひとつとして開かれているもので、
学園がコレクションしてくれいる木之下のヴィンテージ・プリントの中から
10点を厳選して展示中です。
<石橋メモリアルホール・ホワイエ>
音楽教育に定評のある上野学園ですが、
石橋裕学園長は今から40年も前に
音楽写真家木之下晃を見いだして下さった方のお一人です。
学園が70周年を迎えた折には、記念誌の写真撮影を依頼してくださりました。
これはフリーになった木之下の、初のまとまった仕事だったとのこと。
さらに、1976年に銀座和光ホールで写真展『世界の音楽家』を開いた時は、
会場に足をお運びくださった石橋先生が、
展示した全作品をコレクションしてくださり、
木之下の写真家としての歩みを後押ししてくださいました。
今回展示してくださっているのは、まさにこの時のヴィンテージ・プリントなのです。
教育者として若者を育てるだけでなく、音楽文化に深い理解がある
石橋先生初め上野学園の皆さまのお蔭で、
木之下のプリントが保存されていることに、深く感謝いたします。
そして、今回のように、多くの方に見てもらえる機会を作ってくださり、
ありがとうございます。
<手前のモニターでは、上野学園収蔵の木之下の全作品をご覧いただけます>
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上野学園創立110周年記念
「世界の音楽家」 木之下 晃 ヴィンテージ・プリント展は
2014年11月9日(日)~23日(日)
上野学園 石橋メモリアルホール ホワイエにて開催中です。
この期間、ホールでの催事開催時間のみ、ご観覧いただけます。
(催事への入場チケットが必要です)
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上野学園は木之下のプリントを171点、収蔵してくださっています。
石橋メモリアルホール2階には、木之下が旧石橋メモリアルホールで撮影をした
音楽家のヴィンテージ・プリントが常設で展示されています。
機会がありましたら、こちらも是非ご覧になってください。
木之下晃アーカイヴス
掲載のお知らせ
この秋、木之下のインタビューをご掲載いただきました雑誌等をご紹介します。
■美術手帖 11月号増刊 ~特集 トーベ・ヤンソン~
様々な角度からトーベ・ヤンソンそしてムーミンを見つめている美術手帖の特集号。
『写真家・木之下晃が語るトーベ・ヤンソンの素顔』と題して、
木之下のインタビューが6頁(P92-P97)に渡って掲載されています。
インタビュアーはライターの白坂ゆりさん。
編集部の保田美樹子さん、等庸子さんと共に仕事場まで来て取材をしてくださいました。
また、この特集号には『トーベ・ヤンソンの手紙』の項があり、
筆まめだったというトーベさんが送った数々の手紙が載っています。
ここには、木之下のもとへトーベさんから届いた最初の手紙を公開しました。
「How on earth did you manage to make me almost young?」
というチャーミングな一言と共に、
木之下が撮った写真について称賛の言葉を贈ってくれた大切な手紙ですが、
掲載されている他の手紙を見ても、丁寧な筆致からトーベさんの人柄が偲ばれます。
■Society vol.148 11月号~12月号
カノラホールソサエティは長野県岡谷市文化会館の情報誌で、
インタビュアーの今溝恵子さんは、以前にもインタビューを受けた旧知の間柄。
木之下は長野県諏訪市の出身ですが、幼少期に岡谷市で過ごしたこともあり、
友人も多く、本人にとっても大変懐かしい土地であります。
音楽写真家としての木之下を5頁に渡って、詳しく採り上げてくださいました。
■装苑 11月号
ファッション雑誌、しかも若者がターゲットの雑誌に木之下が載るのは非常に珍しいこと。
東京都写真美術館学芸員の中村浩美さんがSO-EN JAMのPHOTOGRAPHYのコーナーに
『トーベ・ヤンソンのポートレート』と題して採り上げてくださいました。
中村さんは木之下が尊敬する写真評論家、
一方、担当編集者の松丸千枝さんは『ミセス』編集者時代に
木之下の『石を聞く肖像』についてインタビューしてくださった方。
写真に造詣の深いお二人とのご縁に木之下も喜んでおります。
■ACT 4 10月~11月号
豪華な情報マガジンACT4。
この号のメインテーマは“英国の美徳”で、オックスフォードやグラインドボーン音楽祭を特集。
第2特集ではオランダとベルギー・フランダース絵画の旅が特集され、
美しい頁が繰り広げられています。
その巻頭の編集長鼎談で、書道家の海老原露巌氏と佐藤真理子編集長と共に
お話しをさせて頂く機会を頂きました。
お二人が木之下の写真について語ってくださり、
カラヤン、マリアカラス、バーンスタインの写真もきれいに掲載していただきました。
佐藤編集長とは20年来の知己ですが、
今回、はじめてゆっくりお話しすることができ、本人も喜んでおります。
作品ではなく、木之下本人をこんなに採り上げて頂いて、
本当にありがたいことです。
各誌の皆さま、ありがとうございました。
木之下晃アーカイヴス
■美術手帖 11月号増刊 ~特集 トーベ・ヤンソン~
様々な角度からトーベ・ヤンソンそしてムーミンを見つめている美術手帖の特集号。
『写真家・木之下晃が語るトーベ・ヤンソンの素顔』と題して、
木之下のインタビューが6頁(P92-P97)に渡って掲載されています。
インタビュアーはライターの白坂ゆりさん。
編集部の保田美樹子さん、等庸子さんと共に仕事場まで来て取材をしてくださいました。
また、この特集号には『トーベ・ヤンソンの手紙』の項があり、
筆まめだったというトーベさんが送った数々の手紙が載っています。
ここには、木之下のもとへトーベさんから届いた最初の手紙を公開しました。
「How on earth did you manage to make me almost young?」
というチャーミングな一言と共に、
木之下が撮った写真について称賛の言葉を贈ってくれた大切な手紙ですが、
掲載されている他の手紙を見ても、丁寧な筆致からトーベさんの人柄が偲ばれます。
■Society vol.148 11月号~12月号
カノラホールソサエティは長野県岡谷市文化会館の情報誌で、
インタビュアーの今溝恵子さんは、以前にもインタビューを受けた旧知の間柄。
木之下は長野県諏訪市の出身ですが、幼少期に岡谷市で過ごしたこともあり、
友人も多く、本人にとっても大変懐かしい土地であります。
音楽写真家としての木之下を5頁に渡って、詳しく採り上げてくださいました。
■装苑 11月号
ファッション雑誌、しかも若者がターゲットの雑誌に木之下が載るのは非常に珍しいこと。
東京都写真美術館学芸員の中村浩美さんがSO-EN JAMのPHOTOGRAPHYのコーナーに
『トーベ・ヤンソンのポートレート』と題して採り上げてくださいました。
中村さんは木之下が尊敬する写真評論家、
一方、担当編集者の松丸千枝さんは『ミセス』編集者時代に
木之下の『石を聞く肖像』についてインタビューしてくださった方。
写真に造詣の深いお二人とのご縁に木之下も喜んでおります。
■ACT 4 10月~11月号
豪華な情報マガジンACT4。
この号のメインテーマは“英国の美徳”で、オックスフォードやグラインドボーン音楽祭を特集。
第2特集ではオランダとベルギー・フランダース絵画の旅が特集され、
美しい頁が繰り広げられています。
その巻頭の編集長鼎談で、書道家の海老原露巌氏と佐藤真理子編集長と共に
お話しをさせて頂く機会を頂きました。
お二人が木之下の写真について語ってくださり、
カラヤン、マリアカラス、バーンスタインの写真もきれいに掲載していただきました。
佐藤編集長とは20年来の知己ですが、
今回、はじめてゆっくりお話しすることができ、本人も喜んでおります。
作品ではなく、木之下本人をこんなに採り上げて頂いて、
本当にありがたいことです。
各誌の皆さま、ありがとうございました。
木之下晃アーカイヴス