FC2ブログ

ドイツの名演奏家 ゲルハルト・ボッセさん

由緒あるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の
コンサートマスターを長く務め、
晩年は日本のクラシック音楽界を、志を持って牽引した、
故ゲルハルト・ボッセさん。
日本を代表する音楽祭のひとつ『霧島国際音楽祭』を創設したもの、ボッセさんです。
マスタークラスが充実していることがこの音楽祭の特徴でもありますが、
他にも東京芸術大学で教授を務めるなど、
日本の若い音楽家の育成にも、最期まで情熱を注がれました。

ボッセさんは2012年に大阪でお亡くなりになりましたが、それから6年、
奥さまである菅野美智子さんが、ボッセさんについてのエッセイを上梓されました。

ISBN9784865591965.jpg

『雨の歌~ゲルハルト・ボッセ、その肖像のための十八のデッサン』
(アルテスパブリッシング刊)

カバー写真は木之下が撮影したものです。
「演奏中のボッセの左右の手の決定的瞬間を克明にとらえてくださった写真は、
私にとっては、ヴァイオリン奏者ボッセの、
或る種「デスマスク」のような特別な意味を持つものです」と、
表紙に木之下の写真を選んでくださいました。

Gerhard Bosse-(C)Akira KINOSHITA
【Gerhard Bosse : Feb.16,1978 Kanagawa Kenmin Hall】

戦争の影響をこれでもかと受けながら、
音楽の道を諦めずに進んだ若い頃のご様子。
フルトヴェングラー等、伝説とも云える音楽家との共演の様子。
そして、演奏家として、どんな姿勢で音楽と向き合ってこられたのか…など。
家族として、通訳として共に過ごされた美智子さんが
6年間心で温めたボッセさんの人間像を、
音楽のような文章で綴っていらっしゃいます。

音楽家の方が読んだら、読了後、ブラームスの音が変わるのでは…。
映画を見ているような一冊です。

カバー写真からも、ボッセさんの人柄と音楽をイメージしていただけたら、幸いです。

MrandMrs Bosse(C)Akira KINOSHITA

コチラは、木之下が撮影したご夫妻の写真!
本にも収録していただきました。
素敵なカップルですね♪
木之下がお二人をお慕いしていたことも伝わってまいります。


木之下晃アーカイヴス











スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

木之下晃

Author:木之下晃
音楽写真家木之下晃のブログです。
展覧会や出版のお知らせ、
撮影エピソードなどを紹介していきます。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR