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【追悼】 ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏~The late Mr. Wolfgang Sawallisch

また一人、巨匠がこの世を去りました。

sヴォルフガング・サヴァリッシュ3

ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏。
享年89。 2月22日にドイツの自宅で逝去されました。
冒頭の写真は2004年にN響を振ったときのもの。
当時80歳。演奏は充実していたものの、
ステージを降りた巨匠にはずいぶんと疲れが見えたものです。
そして、これが、日本ともゆかりが深かった巨匠の最後の来日となりました。

さて、私がサヴァリッシュ氏に初めて会ったのは、1974年の8月。
バイエルン国立歌劇場の音楽総監督室でした。
40年近く前、初めて巨匠にレンズを向けたのが、この一枚です。

Wolfgang Sawallisch-1-2


その時に観たディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ氏との
『ファルスタッフ』と『フィデリオ』は、今も鮮明に覚えています。

『ファルスタッフ』blog
『フィデリオ』blog


その後も巨匠が振るオペラはかなり撮っていますが、
オフィシャルカメラマンとして撮影に臨んだ愛知芸術劇場の杮落し公演、
バイエルン歌劇場の『影のない女』は忘れられません。

影のない女blog

三代目市川猿之助が演出をしたこのステージは国内外で話題となりました。
皇后役のデヴォールと当時の猿之助さん。
歌舞伎とオペラを違和感なく融合した手腕は見事でした。

影のない女 市川猿之助blog


巨匠がタクトを振るコンサートも、N響はもちろん海外でも撮影を重ねましたが、
1976年にスイス・ロマンド管弦楽団で『田園』を振った時のこのショットは、
巨匠の謹厳実直な人柄が出ていて、私が好きな一枚です。
また、巨匠ご自身も気に入ってくださった一枚でもあります。

sウォルフガング・サヴァリッシュ

最後に、今となっては貴重な場面をもうひとつ…。
この写真は1988年バイエルン国立歌劇場来日公演『ドン・ジョヴァンニ』の
カーテンコールの後、幕が下りたステージで撮影したもので
今は亡きサントリー佐治敬三元社長と
テノールのペーター・シュライアーとのショットです。

sヴォルフガング・サヴァリッシュ6

安らかにお眠りください。
木之下 晃
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サヴァリッシュさん関連番組

現在、NHK:Eテレの「お願い!編集長」にサヴァリッシュさん関係の番組2本の再放送を要請しています。
1、1988年のバイエルン国立歌劇場来日公演について扱った「オペラブームの舞台裏」
  http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/30295.html#main_section
2、1984年の日独交歓N響特別演奏会
  http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/30214.html#main_section
1は2014/3/31、2は2014/3/28までに100人の賛同(100Eね!)が集まれば再放送されます。是非ご協力ください。

No title

現在NHKの「お願い!編集長」というサイトで、「サヴァリッシュ ワーグナーを語る ワーグナー没後100年を記念して」(http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/33021.html#main_section)と云う番組と1978年のポリーニ、サヴァリッシュ&n響のブラームス:ピアノ協奏曲第1番の公演(http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/33020.html#main_section)を再放送するように要請しております。2014/5/23までに100人の賛同が集まれば再放送されます。是非ご協力ください。
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